⾝体機能だけではなく、⽣活の質、⽣命の質を⾼めるリハビリを提供します。
当科はH24年に開設し、現在理学療法⼠11名、作業療法⼠10名、⾔語聴覚⼠3名が所属しています。
病院の特徴として、一般病棟・地域包括ケア病棟・療養病棟を有しているため、急性期、回復期、慢性期の病期において、外科、呼吸器、内科の患者様へのリハビリを提供しています。
さらに介護保険事業としまして、H26年6月開設の通所リハビリテーション(1時間以上2時間未満利用、ご自分で通える方限定)、R5年5月開設の訪問リハビリテーションも併設しており、地域に根差した多種多様なニーズに合わせた在宅でのリハビリテーションの提供を目指しております。
職種紹介
理学療法士>
私たち理学療法士は
・肺癌・COPD・間質性肺炎などの呼吸器疾患
・消火器外科疾患の術前・術後の周術期リハビリ
・脳血管疾患、各種病態からくる廃用症候群や慢性的な運動器疾患 等
さまざまな疾患の患者様を担当させていただいております。
理学療法では、基本動作能力」(起き上がりや立つ、歩く)の維持や改善およぶ悪化予防を目的に「運動療法」や「物理療法」(温熱や電気等)
を用いて自立した日常生活を送れるように支援していきます。「運動療法」では具体的に節可動域の拡大、筋力強化、痛みの軽減などを
行いながら身体機能の向上を図り、動作練習・歩行練習・自主訓練指導等を行うことで動作能力向上を目指します。
作業療法士>
私たち作業療法士は
・消化器がん等の術前·術後の周術期リハビリ
・肺がん、COPD、間質性肺炎、肺炎後などの呼吸疾患
・脳血管疾患や神経難病の中枢神経疾患、各種病態等からくる廃用症候群 ………等
さまざまな疾患の患者様を担当させて頂いております。
「作業」というと手工芸を行うことと誤解されがちですが、「日常生活動作」(食べる・排泄する・身体を清潔にする・着替える・お化粧など身づくろいをする等)や「応用的な日常生活動作」」(ご飯を作る・部屋を整理し掃除する・洗濯をする・仕事に行く等)、そして生活にメリハリや楽しみを与えてくれる「趣味活動」の動作獲得に向けて、訓練を提供させていただいています。
私たちは、お一人お一人から詳しくお話を伺いながら、訓練内容の選択をさせて頂いております。 患者様・利用者様に合わせた作業療法を提供しておりますので「生活」に関わる動作について少しでもお困りの点がございましたら、お気軽にお話しくださればと思います。
言語聴覚士>
私たち言語聴覚士は
·脳卒中等で失語症にお困りの患者様
·脳卒中等で構音障害にお困りの患者様
·咀嚼する力や飲み込む力が低下し、食事の時にむせてしまう。あるいは、繰り返し誤嚥による肺炎を起こしてしまう
といった方を多く担当させて頂いております。
特に、できるだけお口で召し上がって栄養を摂りたいという方に対しては、口腔内の清潔保持の状況や口唇·舌·頬·喉頭などの動きを直接的·間接的に評価·訓練を行い安全にお食事が続けられるよう一緒に検討しております。お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
資格・所属学会
資格
理学療法士免許 |
作業療法士免許 |
言語聴覚士免許 |
認定呼吸療法士 |
がんリハビリ研修修了者 |
福祉住環境コーディネーター 2級 |
所属学会
- 日本理学療法士協会
- 日本作業療法士協会
- 日本言語聴覚士協会
- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
職員データ
勤務年数
主な出身校
県内
- 弘前大学医学部保健学科
- 青森県立保健大学
- 弘前医療福祉大学
- 東北メディカル学院
県外
- 東北文化学園大学
- 岩手リハビリテーション学院
- 仙台医健・スポーツ&こども専門学校
卒後教育体制
①新人教育
プリセプターシップを導入し、1年間を通して個人の理解度に合わせて進めています。新人·指導者ともに成長できる、より良い教育を目指しています。臨床場面での教育だけではなく、必要時は部署として問題を共有し、全体勉強会として活動しています。
②卒後教育
年3回の個人面談を通して、キャリアデザイン構築のための支援を行っております。
「研究発表を頑張りたい」「資格取得を目指したい」「マネジメントについて学びたい」などワークライフバランスを大切にしながら、臨床家としてのスキルアップに向けて互いに支え合う環境にあります。外部研修への参加等も推奨しております。
③疾患別チームでの症例検討
病棟担当制を導入し、各病棟チーム内で業務効率の改善を図る事で少しでも長い時間を患者様のリハビリテーション提供時間にする工夫を話し合ったり、チームリーダーをローテーションしながら現状のマネジメントスキルや改善点をフィードバックしていくことで、臨床技術のみに偏らない社会性スキルの高い人材育成を目指しています。
④その他
当院のリハビリテーション科では産前·産後休暇、育児休暇、育児時短勤務等の実績もあり、その方のライフスタイルに合わせて勤務内容を相談しやすい環境となっております。出産·育児や進学等によって臨床経験にブランクがある理学療法士·作業療法士·言語聴覚士でも希望があれば新人教育に類似した研修を行うことで、スムーズに職場復帰ができるよう支援いたします。お気軽にお問い合わせください。
当科における取り組み
外来リハビリテーション
外来リハビリについて
医師の診断、治療、手術後などで豊富な経験をもつ理学療法士、作業療法士がそれぞれの症状に合わせた専門的リハビリ提供を行ない、早期復帰と障害予防を行っています。
外傷や障害に対するリハビリテーションであり、治療と予防の観点からアプローチを行います。
当院における外来リハビリの特徴
·医師や看護師等と定期的に多職種カンファレンスや相談を行うことで連携を強化し、最善の治療·リハビリに努めています。
·症状が落ち着いてきた患者様や遠方からお見えになっている、お仕事が忙しいなどの理由から定期的な通院が困難な患者様に対しては、パンフレットの配布·自主訓練指導·生活指導にも務めています。
·入院中に手術を行い退院された患者様は、医師の指示の下、一定期間継続した外来リハビリが可能です。(外来予約制。介護保険をお持ちの患者様につきましては別途ご相談いただければ幸いです)
·リハビリを実施する際には必ず医師の診察の下、リハビリ処方箋が必要となります。
·外来リハビリをご希望の際には、各診療科の方にご相談ください。
リハビリ風景
入院リハビリテーション
患者様の症状に合わせたリハビリテーションを行っております。
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介護事業部(通所・訪問)のリハビリテーション
訪問リハビリテーション 当院では、在宅でのリハビリテーションから地域とつながる「活動」・「社会参加」ができる訪問リハビリテーションの提供を目指しております 訪問リハビリテーションでは、当院かかりつけ医のご利用者様のみなら […] -
呼吸器疾患に対するリハビリテーション
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がんのリハビリテーション
当院では平成26年12月よりがんのリハビリテーション研修に参加し、現在では研修を終えた職員が13名(PT5名、OT6名、ST2名)在籍し、肺がんの化学療法中の患者様をはじめ、大腸がん等の消化器がんの術前·術後のリハ、乳が […] -
廃用症候群リハビリテーション
廃用症候群とはベッド上での安静状態が長期にわたり続くことで生じる心身機能の低下や悪化もたらす病態のことを指します。患者様の全身状態を確認しながら、早期に離床(ベッドから離れること)し、日常生活動作の再獲得を目指します。そ […]
無料送迎バスについて
古川、今別と青森厚生病院間でご利用いただけます。
詳しくは病院バスのページをご確認頂くか、お問い合わせください。
診療時間
休診日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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