整形外科のリハビリテーション>

肩関節疾患

<肩関節疾患に対する関節鏡手術後のリハビリ>

当院では、鏡視下腱板縫合術を⾏った患者様が年間、約100名ほどリハビリを⾏います。その際は、装具を⼿術後の⼀定期間使⽤して

います。腱板(筋⾁)の断裂の⼤きさや、⼿術所⾒、症状を評価し、装具装着期間やリハビリの内容の決定を⾏っています。⼊院時から

退院後の外来にかけて⽇常⽣活で不⾃由なく腕を動かせるようになることを⽬的にリハビリを⾏います。

膝関節疾患

主に変形性膝関節症に対する人工膝関節置換術や半月板損傷に対する鏡視下半月板縫合術、前十字靭帯損傷に対する前十字靭帯再建術などに対してリハビリを行っております。

 医師の指示の下、患者様の状態に合わせて早期より可動域·筋力の維持·向上を行いながら日常生活動作の向上·獲得に努めております。

 手術後の疼痛緩和のため、持続的アイシングマシーンを使用します。また、早期からの膝の動きをよくするためにCPMという持続的に機械が膝を曲げ伸ばしする機械も使用しています。

呼吸器疾患をはじめとする内部障害>

[呼吸器リハビリテーション]

 肺炎·COPD(慢性閉塞性肺疾患)・間質性肺炎などの呼吸器疾患を対象に呼吸機能の回復を目的に介入しています。呼吸訓練・排痰練習や呼吸法を取り入れた日生活動作の指導、運動トレーニングを行います。

 呼吸困難感の軽減を図り、安心·安全に日常生活が送れるよう、リハビリテーションを提供しています。

がんのリハビリテーション>

当院では平成26年12月よりがんのリハビリテーション研修に参加し、現在では研修を終えた職員が8名(PT3名、OT4名、ST1名)在籍し、大腸がんをはじめとする消化器がんの術前·術後のリハ、乳がんの術前·術後リハ、肺がんの化学療法中の患者様などを多く担当させていただいております。

当院の特色として、一般内科·外科の急性期の患者様からレスパイト等で地域包括ケア病棟入院中の回復期の患者様、他院から転院されたベストサポーティブケアを選択された患者様など多くの病態の患者様がそれぞれに必要な時期に、必要なリハビリテーションを選択できるのが特徴です。

リハビリテーションとして、少しでも早く、慣れ親しんだ大切な

「その人らしい生活」に戻り、1日でも長く「安心·安全」に暮らしていけるお手伝いを運動療法や日常生活動作訓練、多職種連携による環境調整などを通して行なっています。

廃用症候群リハビリテーション>

廃用症候群とはベッド上での安静状態が長期にわたり続くことで生じる心身機能の低下や悪化もたらす病態のことを指します。患者様の全身状態を確認しながら、早期に離床(ベッドから離れること)し、日常生活動作の再獲得を目指します。そしてスムーズに退院できるようにリハビリテーションを提供します。

外来受付8:30〜12:00
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