⾝体機能だけではなく、⽣活の質、⽣命の質を⾼めるリハビリを提供します。

当科はH24年に開設し、現在理学療法⼠14名、作業療法⼠12名、⾔語聴覚⼠3名が所属しています。

病院の特徴として、急性期、回復期、慢性期の病棟を有し、整形外科、外科、循環器、呼吸器、内科の患者様へのリハビリを提供しています。

また、当科診療科⽬として整形外科疾患が多く、専⾨外来としてスポーツリハビリテーションセンターもあり、ワイズアスリートサポートのトレーナーと⼩松医師、看護師、理学、作業療法⼠で早期から共同し、スポーツ障害の治療、早期復帰、再発予防に取り組んでいます。

リハ科理念

職種紹介

理学療法士>

私たち理学療法士は

·変形性膝関節症に対する人工膝関節置換術

·半月板損傷に対する鏡視下半月板縫合術

·前十字靭帯損傷に対する鏡視下前十字靭帯再建術

·呼吸器疾患、心疾患、脳血管疾患……等

さまざまな疾患の患者様を担当させていただいております。

理学療法では、関節可動域の維持·改善や筋力の維持·増強を行いながら、日常生活動作の基礎となる起き上がりや立ち上がり、歩行などの習得を目的とした運動療法を行っております。

理学療法2019年データ

整形外科2019年度 手術件数 500件
理学療法担当 膝360件
整形外来リハ330件/月
内科一般·循環器·呼吸器
脳卒中パス
外科外科手術術後、癌疾患

作業療法士>

私たち作業療法士は

·肩腱板損傷に対する鏡視下腱板縫合術後

·肩関節拘縮に対する鏡視下授動術後

·消化器がん術前·術後

·COPD、間質性肺炎、肺炎後

·脳血管疾患     ………等

さまざまな疾患の患者様を担当させて頂いております。

「作業」というと手工芸を行うことと誤解されがちですが、必要な時期に必要とされる訓練をその人に合わせて提供しておりますので「生活」に関わる動作でのお困りごとがありましたら、お気軽にお話しくださればと思います。

作業療法データ

整形外科2019年度  手術件数 500件
肩 140件 
整形外来リハ270件/月
内 科一般·循環器·呼吸器
脳卒中パス
外 科外科手術術後、癌疾患

言語聴覚士>

私たち言語聴覚士は

·脳卒中等で失語症にお困りの患者様

·脳卒中等で構音障害にお困りの患者様

·咀嚼する力や飲み込む力が低下し、食事の時にむせてしまう。あるいは、繰り返し誤嚥による肺炎を起こしてしまう

といった方を多く担当させて頂いております。

特に、できるだけお口で召し上がって栄養を摂りたいという方に対しては、口腔内の清潔保持の状況や口唇·舌·頬·喉頭などの動きを直接的·間接的に評価·訓練を行い安全にお食事が続けられるよう一緒に検討しております。

言語聴覚科データ

対象疾患

内 科一般·循環器、脳卒中パス
外 科外科手術術後、癌疾患

資格・所属学会

資格

理学療法士免許14名
作業療法士免許10名
言語聴覚士免許2名
認定呼吸療法士1名
がんリハビリ研修修了者8名
福祉住環境コーディネーター 2級4名

所属学会

  • 日本理学療法士協会
  • 日本作業療法士協会
  • 日本言語聴覚士協会
  • 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会

職員データ

勤務年数

主な出身校

県内

  • 弘前大学医学部保健学科
  • 青森県立保健大学
  • 弘前医療福祉大学
  • 東北メディカル学院

県外

  • 東北文化学園大学
  • 岩手リハビリテーション学院
  • 専門学校北海道リハビリテーション大学校

卒後教育体制

①新人教育

プリセプターシップを導入し、1年間を通して個人の理解度に合わせて進めています。新人·指導者ともに成長できる、より良い教育を目指しています。臨床場面での教育だけではなく、必要時は部署として問題を共有し、全体勉強会として活動しています。

②卒後教育

クリニカルラダーを導入し、個人の経験年数や知識の理解度などに合わせて、求められる役割を担える人材育成を目指します。まずは目の前の患者様に真摯に取り組める人材から、徐々に部署や病院·地域を見据えた広い視点を持てる人材育成を目指しています。また、グループ病院·施設に所属するリハビリテーション職と共に、年1回のグループ研修会を開催し病院の垣根を越えて、組織運営や知識の向上を図っています。

③疾患別チームでの症例検討

分野別チーム活動として、膝チーム、肩チーム、スポーツ外来チーム、がんチーム、内科チーム等のグループ活動の中で、簡単な症例検討等を行うことで臨床推論力を高める活動を行っています。

④その他

当院のリハビリテーション科では産前·産後休暇、育児休暇、育児時短勤務等の実績もあり、その方のライフスタイルに合わせて勤務内容を相談しやすい環境となっております。出産·育児や進学等によって臨床経験にブランクがある理学療法士·作業療法士·言語聴覚士でも希望があれば新人教育に類似した研修を行うことで、スムーズに職場復帰ができるよう支援いたします。お気軽にお問い合わせください。

当科における取り組み

整形外科疾患は、入院リハビリと外来リハビリを中心におこなっています。特に、スポーツ外来はスポーツ選手の早期復帰を目指して行っております。

リハビリ科診療予定表

午前一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
午後一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ
一般外来
入院リハ

外来リハビリテーション

外来 

 外傷や障害に対するリハビリテーションであり、治療と予防の観点からアプローチを行います。

当院における外来の特徴 

医師の診断、治療、手術後などで豊富な経験をもつ理学療法士、作業療法士がそれぞれの症状に合わせた専門的リハビリ提供を行ない、早期復帰と障害予防を行っています。

外来の対象疾患

上肢肩の手術後、肩関節脱臼、肩関節不安定症    ……など
下肢膝の手術後、靭帯損傷、半月板損傷、足関節捻挫、筋挫傷、グローインペイン、シンスプリント、タナ障害 ……など

トレーニング風景

一般外来リハビリテーション

 外来リハビリテーションでは、主に人工膝関節置換術後や鏡視下前十字靭帯再建術後、鏡視下半月板縫合術後、鏡視下腱板縫合術後、骨折などの外傷術後などの急性期の方や、腰部脊柱管狭窄症や肩関周囲炎などの保存療法に対するリハビリテーションも行っております。

·医師や看護師等と定期的に多職種カンファレンスや相談を行うことで連携を強化し、最善の治療·リハビリに努めています。

·症状が落ち着いてきた患者様や遠方からお見えになっている、お仕事が忙しいなどの理由から定期的な通院が困難な患者様に対しては、パンフレットの配布·自主訓練指導·生活指導にも務めています。

·入院中に手術を行い退院された患者様は、医師の指示の下、一定期間継続した外来リハビリが可能です。(外来予約制。介護保険をお持ちの患者様につきましては別途ご相談いただければ幸いです)

·リハビリを実施する際には必ず医師の診察の下、リハビリ処方箋が必要となります。

·外来リハビリをご希望の際には、各診療科の方にご相談ください。

診療科ごとの入院リハビリテーション

患者様の症状に合わせたリハビリテーションを行っております。

無料送迎バスについて

 金沢・古川、西口、戸門、今別と青森厚生病院間でご利用いただけます。
詳しくは病院バスのページをご確認頂くか、お問い合わせください。

外来受付8:30〜12:00
  • 本日の受付は終了しました。
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